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これからのお墓のあり方はどう変化していく?近年の傾向からプロが解説!

お墓ライフスタイル

こんにちは!お墓プロアドバイザーの栗原です。お墓という概念は、通常、整然と並ぶ墓石や先祖代々の墓地を想像させます。しかし、近年、死後の供養に対する伝統的なアプローチに変化が生じつつあります。いらないと思っている方も多いです。これからのお墓文化はどのように変わるでしょうか?今回、お墓の進化について詳しくまとめてみました。

これからのお墓のあり方①:お墓に固執するのが減少傾向になっていく

お墓と言えば、多くの人が墓石に囲まれた風景、家族の代々の墓、死後の供養としてお墓に入るという従来の価値観を想像するでしょう。しかし、お墓に入ることが当たり前ではなくなってきています。入らない選択をする理由は多岐にわたり、「後継者がいない」「お墓の維持が難しい」といった物理的な制約から、「お墓の建設と維持に費用がかかる」「自身の死後、子供に負担をかけたくない」といった経済的な問題まで含まれます。また、「過去のお墓の維持が大変で不便だ」といった不満や不安も増えています。

伝統的なお墓の形式は変化しておらず、価値観が進化しています。先祖代々のお墓に入り、それが唯一の選択肢であるという考え方が、ますます受け入れられなくなっています。これからは、お墓に入る以外の選択肢がますます増えるでしょう。新たなお墓文化の形成が進行中です。

これからのお墓のあり方②:お墓の引越しと墓じまいが増加

「お墓を持つのは当然」という考え方に変化が見られるデータが示されています。厚生労働省の衛生行政報告によれば、改葬(お墓の引越し)の件数が増加しています。

1999年度には67,270件だった改葬件数が、2019年度には124,346件に増加し、2020年度には117,772件という高い数値を示しています。

改葬とは、お墓を別の場所に移すことを指します。お墓の管理には負担がかかり、お墓参りが困難であるといった理由から、人々が改葬を選ぶ傾向が高まっています。

これからのお墓のあり方:墓じまいを検討する人の事例

遠方に住む家族がいると、お墓の管理が難しくなることがあります。親、子供、孫が別々の場所に住んでいる場合、同じお墓を維持することは課題となることがあります。

お墓の守り手が遠くに住んでいる場合、お墓参りが十分にできないことから、お墓が放置されることがあり、これに悩む人々が増えているんです。

また、転職や転居などの理由で、次にどの地域に住むかが不確定な場合、お墓を建てたものの維持やお参りが難しくなるケースも増加傾向にあります。

墓じまいを行った後の新しいお墓のスタイル

伝統的なお墓の形式が合わなくなる中、新しいお墓の形式が求められています。墓じまいを行った場合、遺骨はどこに移されるのでしょうか?新しいお墓のスタイルにはさまざまな選択肢が存在します。以下はいくつかの例です。

1. 樹木葬

墓石の代わりに樹木がシンボルとなり、草花が植えられる自然志向のお墓です。自然に還る考え方が支持されており、樹木葬にはさまざまなバリエーションがあります。

2. 手元供養

遺骨の一部または全部を自宅や身近な場所に置いて保管し、供養する方法です。小さな骨壺やアクセサリーが利用されますが、将来的にスペースの問題が生じる可能性があります。

3. 散骨

遺骨を粉末化し、海や山などに撒く方法です。法律で明確に禁止されていないため、一部の人々が選択していますが、法的な注意が必要です。

4. 納骨堂

遺骨を収蔵する屋内スペースで、ロッカー式、棚式、仏壇式などが存在します。永代供養が提供されることが多く、管理が楽な選択肢です。

これからのお墓文化は自身の選択肢が広がり、誰とどこで供養を行うかを自由に選ぶ時代と言えるでしょう。家族や友人、ペットなど、供養の対象も広がり、新たな供養のカタチが求められています。伝統的な価値観に縛られず、自身に合ったお墓の形を見つける時代がやってきました。

墓じまいの簡単な流れ

1. 場所選び:

新しい遺骨の保管場所を選びます。お墓以外にも選択肢があるため、自身のライフスタイルや希望に合った場所を検討します。

2. 管理者へ相談:

既存のお墓の管理者に墓じまいの希望を伝えます。手続きやアドバイスを受けるために相談を行います。

3. 移転手続き:

お墓を移すために、役所で必要な手続きを行います。許可証や書類の整備が必要です。

4. 撤去契約:

お墓を撤去するために石材店と契約を締結します。場所によっては指定業者がある場合もあります。

5. 納骨:

新しい場所に遺骨を納骨します。納骨の際に必要な許可証を提出します。

墓じまいのスムーズな身内との話し合い方

また墓じまいは独断で結構すると、私の経験上十中八九揉めます。身内の人とよく相談して、納得のいく墓じまいをしましょう。以下の記事で詳しくまとめているので、よければ合わせてお読みください!

まとめ:これからのお墓のあり方

これからのお墓のあり方に関心をよせる人も増え、今後ますます墓じまいを検討している方が増加していきます。その上で1番重要なのが、墓じまいに関してプロのアドバイスを受けることです。

私自身も墓じまいについての知識や情報を提供できます。お気軽に無料相談フォームからご相談していただければ、お手伝いできることがあります。ぜひお気軽にご連絡ください!

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