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【保存版】墓じまいと永代供養の手順は?0から流れや違いも徹底解説

墓じまいの基本

墓じまいと永代供養は何が違うの?

こんにちは!墓じまいプロアドバイザーの栗原です。
多くの人が伝統的な家族の墓を持っていますが、近年、墓じまいや永代供養の選択を考える人が増えてきました。これらの言葉を耳にしたことがある方も多いでしょうが、実際の違いを正確に理解している方は少ないかもしれません。まず前提として、墓じまいと永代供養の二つの選択肢の違いについて解説します!

墓じまいの概要

墓じまいは、文字通り家族の墓を「終わらせる」行為を指します。これには墓石を撤去し、墓地を空き地に戻すことが含まれます。多くの場合、家族が減少したり、継続的な墓参りが困難になった場合、将来的にお墓管理の費用を節約したいなどの理由で選択されたりします。
近年は私のところにも相談する方は増え、墓じまいをするご家庭もかなり増えています。

永代供養の概要

一方、永代供養は故人の遺骨を寺院や専用の施設に預け、代わりに永久に供養してもらう方法を指します。この選択は、個人の墓を持ちたくない、または継続的な管理や手間を省きたい場合に選ばれることが多いです。

二つの選択肢の違い

ではこのふたつの違いはなんなのでしょうか?主な違いは「場所」と「管理」です。墓じまいは、一定の場所にある家族の墓を撤去することに重点が置かれるのに対し、永代供養は故人を永に供養してもらう場所を提供するサービスです。

墓じまいした後に永代供養はした方がいいの?

では墓じまいをした後、永代供養は本当に必要なのでしょうか?以下ではこの疑問に答え、墓じまい後の永代供養のメリットや注意点を分かりやすく解説します。

墓じまい後に永代供養をする人が増えている背景とは

近年墓じまい後に永代供養を選択するご家庭が増えてきています。その理由を以下にまとめました。

•   都市化の進行: 都市部での生活が増える中、伝統的な墓地へのアクセスが難しくなるケースが増加。
•   家族構成の変化: 核家族化や単身赴任など、家族が離れて生活することが一般的になり、墓参りが難しくなる状況が増えてきました。
•   新しい供養の形: 現代社会において、新しい供養の形として永代供養が注目され、多くの人々がその意義や価値を再認識しています。

永代供養を選ぶ際の注意点

永代供養を選ぶ際は、施設の評判や料金、供養の方法などを事前に確認することが重要です。また、家族や親戚との相談も欠かせません。永代供養は一度決めると変更が難しい場合もあるため、慎重な選択が求められます。

家族や故人の意向は?

最も重要なのは、家族や故人の意向です。墓じまいを選ぶ背景や理由、永代供養に対する考え方など、オープンなコミュニケーションを持つことで、後悔のない選択をするための指針となります。

墓じまいした後に永代供養するメリットとデメリット

墓じまい後に永代供養するメリット

  1. 心の負担を軽減
    永代供養を選択することで、故人を適切な場所でしっかりと供養してもらえる安心感が得られます。次世代の家族が墓参りを継続することが難しい場合でも、故人の魂が安らかに休むことができるのは大きなメリットです。
  2. 経済的なメリット
    伝統的な家族墓は継続的な管理や修繕が必要となり、それに伴う費用もかかってきます。一方、永代供養は初期の費用以降、大きな維持費を心配する必要がありません。これにより、長期的な経済的な負担が軽減されることが期待できます。
  3. 供養の質を保持
    永代供養を行う施設や寺院は、専門的な知識や経験を持っており、適切な供養を行ってくれます。これにより、供養の質を一定に保つことができます。
  4. 環境に優しい
    伝統的な墓地の開発や維持は、自然環境への影響が避けられません。一方、永代供養の場合は集合墓地を利用するケースが多く、土地の使用効率が良いため、環境への影響が少ないと言われています。
  5. 家族の絆を深める
    墓じまいの過程や永代供養の選択は、家族間でのコミュニケーションを深める良い機会となります。故人の意向や家族の想いを共有し、一緒に最適な方法を選ぶことで、家族の絆を深めることができます。

墓じまいした後に永代供養するデメリット

一方で永代供養にはデメリットも存在します。

1. 個人の墓地がなくなる
永代供養を選択すると、家族が訪れる具体的な墓地が存在しなくなります。これにより、家族の集まりや墓参りの機会が失われる可能性があります。

2. 施設による違い
永代供養を提供する施設や寺院によって、供養の方法や内容が異なることがあります。事前の確認や情報収集が欠かせません。

3. 初期費用が高額に
伝統的な家族墓に比べ、永代供養の初期費用は高額となることが多いです。そのため、経済的な負担を感じる方もいるでしょう。

墓じまいした後に永代供養するメリット・デメリットまとめ

墓じまい後の永代供養には多くのメリット・デメリット両方ありますが、個人的に長い目で見るとメリットの方が多い気がします。両方しっかりと理解した上で、自分たちの家族にとって最適な選択をすることが大切です。

墓じまいをして永代供養する具体的なステップ

では、墓じまい後の永代供養は具体的にどのようなステップで進めればよいのでしょうか。

墓じまいの意向を家族で共有する

墓じまいや永代供養については、全家族員の合意が必要です。家族会議を開催し、将来的な墓の維持や供養の形について、しっかりと話し合いをすることが大切です。

永代供養の意義を理解する

自発的に永代供養の背景や意義、歴史についての知識も深めると良いでしょう。これにより、永代供養の選択が家族にとって本当に適切なのかを再評価することができます。

永代供養を行っている寺院や施設をリサーチ

寺院や施設の選び方は非常に重要です。インターネットや口コミでの情報収集、近隣の寺院への問い合わせなど、幅広く情報を集めましょう。

見学・相談を行う

数か所の施設や寺院をピックアップして、直接訪れることをおすすめします。現地の雰囲気や、スタッフの対応、施設の設備などをチェックしましょう。

墓じまいの手続き開始

選んだ施設や寺院との契約が決まったら、墓じまいの手続きを開始します。必要な書類の準備や、手続きの流れについて、事前に確認しておくことが大切です。

故人の遺骨を移管

遺骨の移管は、専門の業者や寺院のスタッフと連携して行います。遺骨の取り扱いには十分な注意が必要ですので、慎重に進めましょう。

永代供養の手続きを進める

遺骨の移管が完了したら、永代供養の手続きを進めます。契約内容や供養の形式について、改めて確認し、不明点はすぐに質問することが大切です

定期的な供養や通知の受け取り

永代供養は、定期的に供養が行われます。施設や寺院からの通知をしっかりとチェックし、供養日程などを忘れずに確認しておきましょう。

施設とのコミュニケーションを継続する

契約後も、施設や寺院とのコミュニケーションを続けることが大切です。供養の状況や施設の更新情報など、最新の情報を常に得ることで、永代供養を安心して任せることができます。

墓じまいと永代供養にかかる費用はいくら?

墓の維持や供養に関する費用は、多くの家族にとっての悩みの種ですよね。特に、墓じまいや永代供養を検討している際、いくらの費用がかかるのかは重要な判断基準となります。

墓じまいの費用

墓じまいの費用は、墓地の場所や大きさ、墓石の材質や種類、業者の選び方などによって大きく異なります。都市部では土地の価格が高いため、費用が高くなる傾向があります。

  • 基本的な墓じまい費用: 墓石の撤去や墓地の整地など、基本的な作業には約30万円〜150万円程かかる場合が多いです。

墓じまい費用については以下の記事で詳しく解説したので、ぜひ合わせてお読みください!

永代供養の費用

永代供養は、遺骨を寺院や施設に預け、永久に供養してもらうサービスです。そのための費用は、寺院や施設、供養の形式によって異なります。

  • 初期の永代供養料: 供養を始める際の一時的な料金で、50万円〜150万円。大きな寺院や都市部の施設では高額になることが多いです。
  • 年間の供養費: 供養を継続するための年間費用で、1万円〜5万円。この料金は施設の維持や僧侶への供養料として使用されます。

費用を抑えるためのポイント

  1. 複数の業者や寺院から見積もりを取る:
    費用やサービス内容が大きく異なることがあるため、比較検討は必須です。
  2. 必要なサービスだけを選ぶ:
    余計なオプションは避け、必要最低限のサービスに絞ることで、費用を削減することが可能です。
  3. 早めの手続きを心がける:
    急ぎで手続きをすると、余計な費用が発生することがあります。計画的に進めることをおすすめします。

費用を抑えるためのポイントまとめ:

墓じまいと永代供養の費用は、さまざまな要因によって変動します。しかし、しっかりと情報収集を行い、計画的に手続きを進めることで、適切な費用での手続きが可能です。遺族の意向や経済状況を考慮しつつ、最適な方法を選択しましょう。

墓じまい後の永代供養への移行手続きは難しい?

次に墓じまい後の永代供養への移行手続きを詳しく解説します!

永代供養の寺院や施設の選び方

初めに、信頼性や評判を基に、永代供養を実施している寺院や施設を選ぶステップがあります。各施設のホームページや口コミサイトで情報収集し、数か所に絞った上で直接訪問すると、雰囲気や僧侶との相性も確認できます。

事前相談を重視

施設を選んだら、事前に詳しい内容や料金、手続きの流れについて詳しく相談しましょう。この時、気になる点や不安点は積極的に質問すると良いでしょう。

遺骨の移動について

墓じまい後、遺骨は新しい骨壺や納骨堂へと移動されます。この際、多くの寺院や施設が専門スタッフを通して遺骨の取り扱いのサポートを行っています。どのように遺骨を扱うか、事前にしっかりと打ち合わせをしておくことが大切です。

契約とは?

次に、永代供養の契約手続きが必要となります。契約書には供養の内容、期間、料金などが記載されています。契約前に詳しく内容を確認し、不明点はしっかりと聞くようにしましょう。

供養が始まる

契約が完了すると、永代供養が開始されます。多くの寺院では供養の初めに特別な儀式を実施することが一般的です。

実際の手続きの難しさ

移行手続きは特に難解なものではありません。しかし、選択肢が多く、どれが最適なのかを決める過程が一番の難関と言えるでしょう。しっかりとした情報収集と寺院や施設とのコミュニケーションを重視することで、手続きは格段にスムーズに進行します。
特に弁護士と同じで、私でなくとも墓じまいに特化した専門家に相談しながらだととてもスムーズに行うことができます。

墓じまいと永代供養の費用は誰が誰が払うの?

では墓じまいや永代供養にはそれなりの費用がかかりますが、果たして誰が負担すべきなのでしょうか?

墓じまいの費用は?

墓じまいの費用は、通常、故人の直系の家族(子や孫など)が分担して支払います。遠い親戚や他の関係者が費用を負担することは一般的ではありません。

永代供養の費用は?

永代供養の費用も、同様に直系の家族が担当することが一般的です。遺言で特定の人に負担を依頼する場合もありますが、そのような指示がなければ、家族間での話し合いとなります。

最終的には、故人の意向や家族間での合意を基に決定されることが多いです。確定する前に、関係者全員で十分な話し合いを持ち、クリアな合意を形成することが大切です。誰が払うべきかは以下に詳しくまとめました。

墓じまいと永代供養をするときに気をつけるべきリスクとは

墓じまいや永代供養は、故人を偲ぶ大切な行為ですが、適切に進めるためにはいくつかのリスクを理解し、避ける必要があります。

不明瞭な料金設定の業者

業界内には、明確な料金設定をしない業者が存在します。最初は安価に見えても、後から追加料金が発生する場合が。契約前にしっかりと見積もりを確認し、詳細を確認することが必須です。

永代供養の内容の確認

永代供養の契約をする際、どのようなサービスが含まれているのか詳しく確認すること。一部の業者では、供養の周期や方法が不十分な場合も。契約書の内容をしっかり読み、疑問点は事前に質問しましょう。

墓石の取り扱いについて

墓じまいの際、墓石はどのように処分されるのかを確認することは非常に重要です。不適切に処分されると、環境問題や法的トラブルの原因となる可能性も。

話し合い不足による家族間の対立

墓じまいや永代供養の際、家族間での意見が分かれることは少なくありません。事前に家族全員で話し合いを持ち、合意を形成することで後のトラブルを避けることができます。

契約後のアフターサポート

永代供養の場合、契約後のサポートが十分かどうかを確認することも大切です。万が一の事態に備え、連絡先やサポート体制を明確にしておくことが望ましいです。

結論として、墓じまいや永代供養は、故人のためだけでなく、残された家族の心の安らぎのための大切な行為です。リスクを理解し、適切に対応することで、安心して手続きを進めることができます。

墓じまいと永代供養を決めるときのベストな選択肢とは

墓じまいや永代供養の選択は、故人を偲ぶ上で非常に重要です。家族だけでこのような大きな選択を進めると、情報の不足や不安から後悔する可能性があります。実際、家族だけでの決定には多くの課題が伴います。

しかし、専門家との相談を行うことで、このような不安や疑問をクリアにすることができます。墓じまいや永代供養に関する専門家は、多くの経験や知識を持っています。そのため、専門家のアドバイスや意見を取り入れることで、家族全員が納得する最適な選択を行うことができるのです。

私も墓じまいのプロアドバイザーとして活動しているので、ぜひお気軽にご相談ください!現在無料で個別相談に乗らせて頂いております😊

ここまで読んで頂きありがとうございました!

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