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終活で断捨離した方がいいものは?片付けに手が付かない人必見!

お墓ライフスタイル

こんにちは!墓じまいプロアドバイザーの栗原です。
人生の後半に向けた活動である「終活」の第一歩となるのが「断捨離」です。しかし「自分の死亡後のことを考えるのは気が重い」「物が多くて遺品として残す物の判断が難しい」「年齢的にまだ早い」と考えて着手するのをためらう方もいるのでは?

実は死亡後を想定した断捨離にはメリットがたくさんあります。

今回は、終活の一環での断捨離を前向きに進めるコツや始めるべき時期、捨てる物・残す物の判断方法を解説しましょう。

終活とは?

「終活」、すなわち生涯の後半部分に向けた取り組みの出発点は、「断捨離」に他なりません。

ですがだ「自分の逝去後の状況を想像するのは憂鬱だ」「多すぎる物で何を遺すべきか判断するのが困難だ」「年齢的にまだ早いと感じる」と感じて、始めるのを躊躇している人も少なくないかもしれませんね。事実、終活を意識した断捨離には数多くのメリットが存在します。

終活の記事をごらんになられた方は、下記の墓じまいの記事もごらんになられていますのでぜひご覧ください。

終活と断捨離には多くのメリット

終活と断捨離には多くのメリットが存在します。具体的には以下の点が挙げられます。

  1. 心の準備:死と向き合い、自身の心を整理することで、生きている間に後悔を減らし、平穏な心で過ごすことができます。
  2. 精神的なスペース:不要な物を手放すことで、物理的なスペースだけでなく、精神的なスペースも生まれ、ストレスが軽減します。
  3. 家族への配慮:自分の死後、家族に迷惑や負担をかけないよう、遺品整理や遺志をしっかりと伝えておくことができます。
  4. 重要な物の整理:何が本当に大切な物なのかを見極め、それを大切に使い、次の世代に引き継ぐことができます。
  5. 安心して老後を過ごす:余計な物や負担を持たないことで、シンプルで豊かな老後を過ごすことができます。
  6. 自分らしい生き方を模索:物を減らし、生活をシンプルにすることで、本当に大切なこと、自分がどう生きたいのかを見つめ直す機会になります。
  7. 社会貢献:不要な物を寄付することで、他の誰かの役に立ち、社会貢献を果たすこともできます。
  8. 生活の効率化:身の回りを整理し、必要なものだけに囲まれることで生活の効率が上がります。

これらのメリットを享受しながら、終活と断捨離を進めることで、残りの人生をより充実させ、自分らしい生き方を見つけることができるでしょう。その一方で、デメリットも存在します。

終活で断捨離を行う際の一般的なデメリットや考慮すべきポイント

終活で断捨離を行う際の一般的なデメリットや考慮すべきポイントはいくつか存在します。
主な点を以下に挙げてみましょう。

  1. 感情のコントロール:自身の死や遺産について考えることは、感情的なストレスを引き起こす可能性があります。
  2. 家族との摩擦:遺産分割などを早めに話し合うことは時として家族間での摩擦を生む可能性があります。
  3. 過度な整理:あまりにも物を減らしすぎると、必要なものを手放してしまうリスクがあります。
  4. 費用:専門のアドバイザーやサービスを利用する場合、それなりの費用が発生します。
  5. プライバシーの懸念:遺品整理や生前整理を外部の業者に頼む際、プライバシーに対する懸念が出てくるかもしれません。
  6. 先延ばしの誘惑:「まだ早い」と感じ、終活を先延ばしにしてしまう可能性があり、本来の目的を果たせない可能性があります。

これらのデメリットや問題点に対して、適切な対処や計画を立てることで、終活をスムーズに進めることができるでしょう。

この記事では、終活としての断捨離をポジティブに進めるヒントとスタートすべきタイミング、また捨てるべき物と保持すべき物の選別方法について説明いたします。

親の遺品整理は難しい!終活の断捨離で進めましょう

財産目録とチェックリストでスムーズな断捨離を

財産目録を作成することは、確かに断捨離や終活において有益なステップとなります。

これにより何がどこにあるのか一目でわかり、必要なものと不要なものを明確に区別する手助けになります。

またチェックリストを利用することで、作業を計画的かつスムーズに進めることができ、物理的・精神的な負担を軽減することができます。

衣類の整理:クローゼットを整理し、季節に合わないもの、サイズが合わないものを一度全て取り出してみましょう。それを基に、どれを手放し、どれを残すかを明確にして行動に移します。

家具・家電の処分:使用頻度や必要性を考慮しつつ、どのアイテムを手放すかを決めます。売却やリサイクルが選択肢としてあります。

使っていない部屋の整理:部屋ごとに何が置かれているかをリストアップし、その後整理します。使っていないアイテムを別の部屋に移動させたり、売却したりすることを検討しましょう。

クレジットカードの整理:所有しているクレジットカードの特徴や利用状況を確認し、不要なカードは解約してしまうと、管理がスッキリします。

以上の点を踏まえて、一つ一つ確実に進めていくことで、終活と断捨離を同時に進めることができます。物の整理と同時に、心の整理もできるかもしれませんね。

断捨離を始めるには簡単に捨てられる物から

断捨離のプロセスをスムーズに進めるためには、始めの一歩として簡単に捨てられる物から手をつけることをおすすめします。以下は、物を捨てる上での基準とその補足です。

  • 長年使っておらず、今後も使う予定がない
  • 長い間使っていないものは、実用性が低い可能性があります。たとえば、季節外れの衣類や使わないガジェットなどを処分することから始めると良いでしょう。
  • 断捨離をスタートするまで存在を忘れていた
  • 存在を忘れていた物は、必要性が低い証拠です。これをキッカケに、同じく不要と思われる物を見つけ出す好機としましょう。
  • 同じような物を今後買う予定がある
  • 似たような物を新しく購入する予定がある場合、古いものは置き換えが可能です。新しい物に取って代わられるアイテムは、感謝を込めて手放しましょう。
  • 今後欲しくなっても、同じ物が手に入る
  • 再入手が可能な物は安心して手放すことができます。ただし、限定品や特別な思い出がある物は、この基準からは外れるかもしれません。

これらの基準によって、処分する物を選びやすくし、断捨離の初歩を踏み出す一助としてください。選んだアイテムに対して感謝の意を持つことで、心の負担も軽減することができます。

無理のない範囲で断捨離を実施する

断捨離は時に物理的・精神的な負担が伴うため、適度なペースで進めることが大切です。

即座に多くの物を処分しようとすると、逆にストレスが増してしまう可能性があります。

重要なのは、無理のない範囲で持続可能なペースを見つけることです。
自身の日常や体調を考慮し、断捨離を行う日や時間を設定するとともに、その期間でどれくらいのモノを手放すかの目標を明確にしましょう。

進行の中で調整も大切で、焦ることなく、一つ一つ確実に手放していくスタンスを持つことが重要です。

遺品整理の担当は生き残った人々

断捨離を検討している皆さんの中で、親が残した品々を整理した経験から、遺品整理の厳しさを感じた方も存在するかもしれません。

もし自身が亡くなった場合、家が物でいっぱいだったら、後に残された家族には大きな重荷がのしかかる可能性がありますね。誰かが亡くなったとき、残された者が多くのプロセスを経るのですが、何がどこにあるかがわからないと、必要なドキュメントを探すのが困難になるかもしれません。

加えて遺品整理時には、「これを捨てていいのか?」、「これを引き継いだ方がいいのか?」がわからず、整理が停滞したり、親の品を処分することで罪悪感を感じることもあります。

自分で選び、整理を行いましょう

万一の事態に備え、所有者自身がどの物を残すか、捨てるかを決定し、整理を行っておくと、残された家族への負担が軽減されます。

相続や引継ぎにおいても、事前にするべきことがはっきりし、遺留分を防ぐ行動が取れます。死後を前提とした断捨離は、家族への思いやりともいえるでしょう。

また家族が亡くなった者が残した物を整理する「遺品整理」とは異なり、「生前整理」、つまり自分自身で片付ける行為は、人生を再評価するきっかけとなります。趣味のスポーツ用品を手放すならば、それがそのスポーツから手を引くことにつながります。

物を手放すことは、ある意味で価値観を手放すことでもあります。
物と深く向き合うことで、どのように老後を過ごすかが見えてくることでしょう

50代は早すぎる!?死後を考慮した断捨離を開始するタイミング

「100歳時代」の生き方が広がり、寿命が伸びる現代。まだ現役である50代で死後を考慮した断捨離を始めるのは急ぎすぎると感じる方もいるかもしれません。

ここでは、50代で生前整理を行うメリットや予想されるリスクを調べていきましょう。

体力がある50代からの断捨離はアリです!

断捨離には物を動かす体力と、必要か不要かを決める判断力が要求されます。精神的・体力的に消耗する作業であるため、60代以降ではスムーズに進行するのが難しいかもしれません。

また子どもたちと手を分けて、比較的自分の時間が持てるようになる50代は、終活や生前整理を行うにはちょうど良い時期と言えます。
将来必ず行う作業なら、できるだけ若いうち、楽なうちに始めるのがベストです。

ただし、物を過度に減らすのはリスクも…


断捨離でよくある問題の一つは、家をスッキリさせたいがために家族の物を無断で処分し、争いの原因となるケースです。

物を減らすか保持するかで迷う夫に対して、妻が焦りを感じて無理に物を処分したり、夫の物を誤って捨てたりして、夫婦関係にひびが入るケースがあります。

特に50代は価値観が定まっている年代であるため、考え方の違いが出やすくなります。
また必要な物を過度に減らしてしまい、後悔することもあります。

物が多いからといってすべて不要ではなく、どれが必要でどれが不要かをきちんと判断することが大切です。

終活の断捨離で捨てたほうがいい物・捨てると後悔する物は?

死亡後のことを考え、遺族がどれだけ負担を感じずにすむかを基準にした断捨離は、大切なプロセスです。

愛された物や大切にしていた物を無闇に捨てることなく、どのような基準で物を手放すか、また何を残すかを計画的に進めていくことで、心の整理もできるのではないでしょうか。

では具体的に何を手放し、何を残すと良いのかを見ていきましょう。

捨てたほうがいい物

大切なものを残しながら、遺族に負担をかけない選択を行うことが大切です。

遺族が物理的・精神的な負担を感じる可能性がある物を手放すことで、思い出を大切にしつつも、後の手間を省くことができます。

ここで挙げる例は、一般的に処分が悩ましい物ですが、実際の選択は各個人の価値観で異なります。

アルバム

アルバムの中には多くの思い出が詰まっていますが、これを遺族がどう処理すればよいかという負担も大きいものです。

全部を残すのではなく、大切な写真だけを選び、デジタル化もしくは小さなアルバムにまとめるなどして、物理的な量を減らすことで遺族の負担も減らすことが可能になります。

そして残る写真も意味のあるものになります。

自分あての手紙

手紙やカードも感情がこもった物であり、処分は遺族にとって複雑な感情を生み出します。

これらを全て保管するのは難しいかもしれませんが、大切なものだけを抜粋して小さなボックスにまとめ、それ以外は感謝の気持ちを持ちながら処分することで、次への一歩を踏み出すことができるでしょう。

捨てると後悔する物

一方で、全てを断捨離するわけではありません。

遺族や友人が喜ぶもの、価値あるものは適切に手配や保管を行うことで、後悔せず、また次の世代へと大切な物を繋げていくことができます。

特に資産に関する物や形見分けがスムーズに行える物は注意深く処理を行いましょう。

所有資産を把握できるリスト

これからの遺族がスムーズに財産を整理できるよう、保有資産や債務についての一覧を作成し、見やすく保管しておくことは非常に重要です。

これにより遺族は遺産の整理や相続の手続きをスムーズに行うことができ、亡くなった方の意志が正しく反映される可能性が高まります。

また未来にわたって家族が困らないよう配慮することにも繋がります。

物だけじゃない!終活で断捨離しておくべきデジタル遺品

デジタルデータの整理も、生前整理の重要な一環となります。

ここでは物理的な物だけでなく、デジタル領域の遺品、いわゆる「デジタル遺品」の管理と整理について詳しく掘り下げていきます。

これにはパソコンやスマートフォン内の写真や動画、SNSアカウント、通販サイトやネットバンキングのログイン情報、配信サービスやメールアカウントなどが含まれます。

デジタル遺品の整理は、生前に遺族が苦労しないように計画的に進める必要があります。

重要なのは自分が亡くなった後、遺族がどのようなアクションをとれば良いかを明確にすることです。

個人情報が含まれるデータや、プライベートな情報が記載されているものは、事前に削除したり、遺族がアクセスしないようにセキュアに保管することも重要です。

終活の断捨離:デジタルで見られたくないもの・見てほしいものは?

見られたくない写真や動画は、削除するか、パスワードで保護しておくことが考えられます。

一方で、遺族に確認してもらいたいデータや、アカウントの情報(ユーザー名やパスワードなど)は、目立つ場所やエンディングノートに明記しておくと良いでしょう。

エンディングノートには、デジタルアカウントの処理方法(例: アカウントの削除、情報の引き継ぎなど)も記載しておくと親切です。

このようにして、生前のうちにデジタルデータを整理し、次の世代がスムーズにデータを管理できるように配慮することで、後世に対する負担軽減と、自身のプライバシーを守る両方を実現しましょう。

終活の断捨離で捨てたほうがいい物・捨てると後悔する物は?

終活の一部としての断捨離は、遺族への負担を軽減し、自身の望む形で物を整理する手段となります。断捨離の手順を具体的に確認し、どのアイテムを保持し、どれを処分すべきかを理解することが大切です。

物の仕分け

物を意味あるカテゴリで仕分けることで、整理がスムーズに進行します。以下の5つのカテゴリを基本としましょう:現在使用中の物、保存したい物、価値がある物、判断が難しい物、及び不要な物。

仕分けた物の処遇を判断する

物の仕分けが終わったら、各アイテムが持つ意味や価値に基づいて処分の方法を決定します。身の回りの物をいつどのように処分するか、誰かに譲るかなど、その行く末を考慮することが重要です。

不要と判断した物はすぐに手放す

不要なアイテムについては、出来るだけ速やかに処分をしましょう。リサイクルショップやオンラインマーケットプレイスを利用して、価値のあるアイテムを売却する選択もあります。

死亡後に人に譲りたい物はエンディングノートに書く

エンディングノートには、死後にどのアイテムを誰に譲りたいかの詳細を記載します。これにより、自分の意志が明確に遺族に伝わり、スムーズな遺品整理が実現します。

これらのプロセスを通じて、身の回りをスマートに整理し、遺族に残る心の負担や物理的な負担を最小限に抑えましょう。物の量を減らすだけでなく、大切な物が正しく大切な人々へと繋がるサポートができます。

この記事をごらんになられている方は、下記の墓じまいについてもごらんになられています。

終活の断捨離はよくない?前向きに進めるためのアドバイス

断捨離は悪い縁起と捉えられがちですが、実は自分自身や周囲の人々への配慮から始めるものです。前向きな断捨離の進め方や心構えを探る中で、精神的にも肉体的にも多くのメリットが見出せます。

終活の断捨離は自分や周りの人の安心のためでもある

断捨離は生活を豊かにし、暮らしやすさを手に入れる重要なステップです。

清潔で整った空間は、物理的にも心理的にも利益をもたらし、その中で過ごす人々に安定と安心を提供します。健康や介護が必要になった際にも、整理された環境はサポートがしやすいという利点があります。

シンプルに暮らすことで精神的にもメリットを得られる

物が減ることで、部屋がスッキリするだけでなく、心も軽くなります。物の少ない空間は、視覚的なストレスを減少させ、心の安らぎをもたらすでしょう。

大切な物に囲まれた空間で過ごすことは、毎日の暮らしに喜びと満足感をもたらし、充実した時間を過ごす手助けをします。

断捨離を悪いことの前触れと考えるのではなく、現在と未来の生活の質を高める一環と捉え、適切な整理整頓を行うことで、より良い日々を実現していきましょう。

終活の断捨離はプロに依頼可能?生前整理をラクにするコツ

断捨離を自力で行うのが難しい場合、プロフェッショナルのサポートを利用するのも一つの選択肢です。

遺品整理をはじめ、生前整理も専門の業者に依頼可能です。これにより物理的な負担だけでなく、精神的な負担も軽減することができます。

死亡後の遺品整理を生前に契約しておくことも可能

死亡後の遺品整理を専門業者に依頼することも可能です。

これには、生前に契約を結び、死亡後の遺品整理をスムーズに進めるための方法があります。
しかし業者選びには注意が必要であり、信頼性や実績をしっかりとチェックすることが欠かせません。

プロに依頼すると生前整理をラクに進められる

生前整理もプロフェッショナルの力を借りて進めることが可能です。

不用品の買取や処分、整理収納アドバイザーによるコンサルティングなど、様々なサービスが提供されています。これにより物の整理だけでなく、その後の生活もスムーズに過ごすためのアドバイスを受けることができます。

プロのサポートを利用して、物理的・精神的な負担を軽減し、快適な生活空間を実現しましょう。

終活の断捨離で老後をシンプルに過ごそう

死後のことを考え、事前に断捨離を進める行動は、自分自身の生活をシンプルで快適なものにし、後世への負担も減らす有益なステップです。

老後の生活は明るく、シンプルかつ心地よく過ごすことが理想ですし、早い段階での整理はその実現に一役買います。

物の整理はもちろん、そのアイテムが持つ価値を正しく評価し、必要ないものは適切な方法で手放すことも大切です。査定や出張買取サービスを利用して、不要な物を有益な形で処分し、同時に精神的、物理的なスペースを開けましょう。

これにより次世代へスムーズに物理的・精神的な遺産を引き継ぐ道を築く手助けともなります。

最後までごらんいただきありがとうございました!
この記事をごらんになられた方は、墓じまいについてもごらんになられていますので、ぜひ見てみてください!

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